« おぼえがき | トップページ | 歯は二本 »

2006/07/11

アンソロジー

005_1
高速バス乗車自に買った本。浅田次郎さんの本で、実は「鉄道員(ぽっぽや)」をまだ読んで無いですけど。このヒトの小説は、油断して読むとたいてい泣いてしまうから、努めて冷静に・小説作法なんかを分析しながら、、、っていう卑怯な読み方をしてきました。

この本を手に取った理由はズバリ帯に書いてあった一行「美しい物語を読んでいれば、人生は汚れない」。この歳になると、そこそこ汚れてる自分なんかだと、ちょっとは汚れを浄化できるのか?と思ったりして。いろいろなヒトの”切ない”小説集めてありますけど、三浦哲郎というヒトの書いた「盆土産」にシビレタ。

出稼ぎに行った親父が、留守宅の子どもの土産にエビフライを買って帰る話。エビフライを噛む時に発生するサウンドを「しゃうっ!」という言葉で表してあって。バスの座席の中で、なんども「しゃうっ」「しゃうっ」と口に出してし言うてみた。隣のおばはん、ちょっときしょこ(気味)悪そうにこっち見てた気配。でも、この”しゃうっ!”て音にココロを突きぬかれたよ。

他に判ったことは、芥川龍之介はバターのことを「バタ」と言い、ソーセージのことは「ソオセイジ」と言うこと。変わったヒトだ。多分ロードレーサーとかMTBなんか、絶対興味なかったはず。それとも「ロオドレサー」とか口走ったかも。

バスの旅も悪くないな。単純な自分は”深夜特急”を読んで以来、なんでもエエからバスで旅!とか思ったり、「しゃうっ」でフライがムショウに食いたくなったり、ビイルのあてはソオセイジだと決まってしまったりです。

運動:通勤往復16km 腰痛い
飲酒:淡麗350ml×2、角瓶水割り少々

|

« おぼえがき | トップページ | 歯は二本 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/58314/10894863

この記事へのトラックバック一覧です: アンソロジー:

« おぼえがき | トップページ | 歯は二本 »