MIDIが教えてくれたこと
kiyo_gさんのブログにインスパイアされて、どうもおおきに。
音楽・バンド活動はとても楽しいのだけど、いろいろな事情でメンバーが一人、また一人と抜けていく。新たなメンバー探しをしても、とびきり上手いヤツとか、昨日ギター始めたばかりとか、妙な出会いばかり。自分達の「素人レベル」が中々居ないのよ。そういう時に便利だなと思って、コンピューターとの付き合いが始まった。パソコンで音を作って、居ないメンバーの変わりに演奏させるということ。音源とパソコンを繋ぐ規格が「MIDI」とかいう名前。
当然相手は機械だから、正確無比。ムヒどころか「ありえない音」を「ありえない速さ」で奏でることも可能。こうなると、どんどんやることエスカレートというか泥沼化して、音楽なのかお経なのか雑音なのか。作った当人達は舞上がってしまってるから、全然客観視できなくなってるし。
「うっわ、なんか宇宙人のハードロックみたいやのぉ」とか「インヴベィ(マルムスティーン)の1000倍速い!速すぎて聞こえへん!」「地震の時、なんかこんな音しとった、、、」とか自画自賛のアホまみれ。
機材を過信したら、肝心なことが見えなくなるよとMIDIは教えてくれた。
宇宙規模のハードロックバンド目指したのに、、、。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
MIDIのドラムとベースは聞くといっぱつで分かります。
正確すぎて生き物が演奏してる雰囲気じゃないですね。
僕のKILL THE KINGデモテープはMIDIをやめて生のドラムにしました。
音が活きてきました。
投稿: horizon999 | 2006/05/31 17:57
「宇宙規模」エエ響きですねー。なんか、インスピレーションが沸いてきそうです。アームストロング船長でしたっけ、アポロ11号。モコモコの宇宙服はブサイクでヘンでしたが、幼いながら何故か胸躍るものがありました。あの辺りで「宇宙規模」への憧れは植えつけられていたのかも知れません。(笑)
投稿: kiyo_g | 2006/06/01 00:10
●horizon999さん、生ドラムでのRECは凄いかっこええですね!機械にはない微妙なズレも味わい深いでしょうね。
●kiyo_gさん、自分にとっての初めてのスペースサウンドは、エフェクターでギターにディレイをかけた時でした。ほんの数秒の音の遅延で、体が浮遊しましたよ(笑)。
投稿: ロおとこ | 2006/06/01 23:34