2019/04/15

時々の絵を描く

”週刊長男”。

ミシンを運び込んだその後のお袋を見に行く。やはり小さなテーブルが無いとミシン掛けられんという。ま、そうだろうな。近いうちに買ってくるわと約束。

いつも隣室の「ちづるさん」と一緒に居て、たわいもない話しをしているけど、お互い一人暮らししていたときより遥かに脳が活性化されているのが分かる。

ホームの人の話しだと、お袋しかり、ちづるさんもしかり。

ちづるさんは足腰が少し悪だけで、この人のどこが認知症なんだろう?と思うほど、ユーモアがあり、優しくて、自分などが部屋にお邪魔すると、出す座布団がない、出す一杯のお茶が無いとすごく申し訳なさそうに言うので、いつも恐縮してしまう。

ちづるさんは家族から何の説明も無いまま(本人いわく)ある日突然ここに連れてこられて、ここで生活するようになったらしい。その時の心境を「事情がまったくわからず突然連れてこられてご飯を出されてそれを食べてあとはただひたすら自室のドアの木目を数えて過ごしてた。けど、悲しいとか寂しいという感情は不思議と湧かず、

”そのときどきでえーかかなしゃーない”(その時々で絵を描くしかない)

と思ったそうだ。

つまりどうにもならないけれど、その時その時おかれた状況なら、そこでそれなりに暮らしていこうと決めたこと。

ちづるさんのこの言葉、あとで何度も何度も繰り返して心のなかで呟いたら、

自分もいつかそう思えるように、がんばったり、がんばらなかったりして、生きていこうと思えた。できないまま一生終わるかもしれんけど、

絵を描いていこうか。

ちづるさん、元気で長生きしてな。

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知らないこと

匂いはもう思い出せないけれど、似たようなのを見るたびに、まさよの事を思い出す。もう6年以上前になるのか、早いな。

二週間前、その「まさよさん」ご本人の訃報があり、お葬式に行ってきた。よくある話で「朝会ったときは普段と変わらなかったのに、突然自宅で倒れてそのまま息を引き取った」そうだ。お別れのとき、棺桶に横たわる故人にお花を添えるために近づくと、一瞬だけそこにかすかに犬のまさよが居たような気がしたけど、迎えにきたんだろうか。

そしして昨日は、亡くなったまさよさんのご主人が亡くなり、お通夜に行ってきた。ただしこれは単なる偶然ではなく、まさよさんが亡くなる随分前からご主人が闘病しててすでに意識の無いとこへ、この日が来たということだろう。

悲しみに暮れる家族に掛ける言葉など知らないので、ペコリと頭をさげて焼香して斎場を後にしつつ、妙な事を思った。

そうか、お互いに悲しまずに死ねる事って可能なんだと。

まさよさんが亡くなったとき、ご主人はすでに意識が無いので亡くなったことを知らない。ご主人が亡くなったときは、悲しむべきまさよさんはすでにそこにはいない。今頃、ソラの高いところで二人と一匹はてくてく散歩でもしているといいな。

 

 

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2019/04/10

あの人は、ネコだから

年度が替わったので銭湯の回数券を買い、その足で土曜の夕方にザブン!

安モンの”風呂専用メガネ”はすぐ壊れるんじゃないかという不安をあざ笑うかのように快適。サウナの砂時計やTVもちゃんと見えるし。この、「砂時計が見えない」弊害はおそろしい。勘に頼って高温サウナに居座ると、ロクなことは無い。

 

翌、快晴の日曜は花見だった。

近所に住む「山の老師」から誘ってもらい、自宅から目と鼻の先にある公園へ。見上げる空はどこまでも薄いピンク色で、時折吹くかぜにヒラヒラしたピンク色が、から揚げや玉子焼きにひっついて、「俺が春だ」と言ってくる。調子にのって日本酒アホほど飲んだら春の真っただ中に記憶を失くした。春のいちにち、勿体ないことしたな。

ところで表題の件。

「ネコにワンと鳴けっていっても無駄だよ」と社内の知人に言われた。いくらお願いしても資料作ってくれないネコ、プログラム作りっぱなしのネコ、作業をディスパッチするだけのネコ、やりたい事だけやって逃げるネコ。

ネコだらけ。

 

 

 

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2019/04/09

ものわかりのよい人になっていく

平日の忙しさの速度は鈍ることなく続いてる。けどこのままある日突然会社を辞めた翌日の朝、寝床でどんなことを想うのかな。

そんな妄想しながら今日も生きることに。

凄い花粉と凄い黄砂の土曜に、今シーズン初のサンダルハイキングに行ってみた。寒いかな?と予想に反して足って結構鈍感なんだ、それよりもときどき足の裏に触る砂粒が気持ちいい。

六甲山の中腹あたりだろうか、スマホのボリウムを目いっぱいあげた音楽がじゃんじゃん聞こえてきた。ああ街のほうから選挙カーがこだましてるんか?と思ったけど、そうじゃない。大学生くらいの男の子数人が岩の上で音楽鳴らしてじゃれあっていたダケ。うるさいと一瞬思ったけど、イノシシやコゲラやヤマカガシやツヅジや山桜は、なーんも気にしてないはず。

人間がうっとおしいと感じるのは人間だけなんだろうな。

 

そうおもいえばなんてことない。

下山後、お袋の様子を見にホームへ。

いつもの家族の勝手な思い「どうか今日は機嫌のいい日でありますように」を胸に。

会話の歯車がときどきカクっと外れるけど、とくに変化無し。この日は自宅においてきぼりにしたミシンを持ってきたいと。

台車をお供におかんと実家へ。オートロックやポストの開錠をハラハラしながら見守る。ミシンや必要な糸とか材料を一式そろえると相当な物量。すると「この日はミシンを持ち出すだけ」ということからいつのまにか「すべての物を家から排出して空っぽにする」という思いこみに変わってしまって、

何度も何度も訂正するハメに。

 

つづく

 

 

 

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2019/03/30

風呂、風呂、風呂

Img_3749 かれこれ十五年以上続いてきた、小池さん業爆シーズン今年も来た。けどまぁ普段もお互い出張続きで顔見ない日々が多いから別段どってことないんだけど、お互い加齢の影響は明らか。ま、元気でがんばろや

ってことで雨が降る前にソロで六甲山パトロール。

雨予報だからほとんど人に出会わない静かな山。最近イノシシ全然見かけないけど、忙しいのかな?

下山後、尼崎センタープール前駅で降りてスーパー銭湯による。この2、3年風呂屋通いが暮らしの一部になってるので出先の風呂屋も気になる。

で、今日はそんな感じの寄り道。

体洗ったら、サウナ、露天、電気風呂、外のベンチで寝る、、、を何遍も繰り返した挙句、人生初の休憩室利用。リクライニングのベットでゴロンゴロンしてたら寝てしまってた。あー、みんなこーゆー使い方してるんか、自分は随分勿体無い(風呂出たらすぐ帰るとか)事してたな。

せっかくなんで売店でビイルしばく。

「やっパリスーパードライは、うまいと思えない」という結論。

ビイルをドライにする必要性は果たしてあったんだろうか?もっとこう麦麦したビイルがいいや、やっぱり。

そして再び阪神電車に乗る。わざわざ尼崎で降りて駅蕎麦で随分おそい昼飯。出汁がうまいと評判の駅そばで蕎麦の食券買って出てきたのが「うどん」という悲劇。うどんに見えるのは自分だけで店のオバハンには蕎麦に見えてるかもしれないのでクレームつけずに黙々と食べた。

これ、一番悲しいパターン。蕎麦ゆーたのにウドンきたり、ウドンゆーたのに蕎麦きたりするのは劇的に悲しい。

自分の気の弱さが露呈。

ところでこの日記書いてるココログのUIがすっかり変わってしまって困ってる。

改善のためのUI変更が長らく使ってきたユーザーにとって本当に良かったのか検証せずにアップデートされた感じ。

そーゆーのは一番あかんと思う。

 

 

 

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2019/03/28

年度が終わってしまうこと

会社の方針で、退職を余儀なくされる方たちから、メールや電話、あるいはリアルに挨拶を受ける日々。

今日、明日は恐らくそのピークだろうな。言いたい事や思いは沢山あるはずなのに、文面や言葉からは、残る人たちへの心配とねぎらいばかり溢れている。

「元気でな」と、こっちもそれ以上返す言葉が見つかれへん。

日本はケーキいいんじゃないのか?だれかがでっちあげたケーキなのか?みんなで平等にわかちあえるケーキだった筈じゃないのか?

消え去る人といっしょに仕事も消え去るワケがなく、残る人間に連日襲い掛かってくるので、相変わらず毎日全速力で走ってる。

そんな毎日なんで日記書くエネルギーがこのごろまったく残ってない。いろいろ書き留めておきたい事や、通勤でのちょっとしたいい話しなんかもあるんだけど、それすらテクストに残すことができず、けっこう悲しい。

毎日を大事にせず”地面に引きずって歩いてる”感じ。

楽しい話しが二つ。

ローラー娘の腹から生まれた人、6キログラムになりました。健康ですが頭は薄いままです。

我が家のベランダから毎日ハンガーが無くなります。カラスのしわざです(小池さん目撃)。

 

 

 

 

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2019/03/17

さんがつも半分

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日記は後で。

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2019/03/14

終戦と開戦

残り一週間、サラリーマンにとっての2018年度振り返り・敗北宣言そして目の前の2019年度起死回生を誓う(有無を言わさず誓わされる)資料作成大会。

こんなバツグンに不毛と思える作業がここ数週間延々と続いてます。(サラリーマンあるある)

争いはダメだイケないことだと言いつつも何故企業ではいまだに

作戦会議だの戦略ミーティングだのローラー作戦だの絨毯爆撃やってこいや!とか死ぬ気でとってこいとか、客と心中してこいだの、恐ろしい言葉がフツーに飛び交っているんだから悲しいな。結局、”血を流さないだけで”毎日戦争させられてんのかな、、、、。

戦いのゴールは見えないハンバーガーヒルに、旗おっ立てるまで続くんだろうな。

それはそれとして、毎晩10時過ぎに帰宅してそのまま台所へ直行して酒飲みながらメシ作って風呂入って洗濯してなんてしてるので、体を動かす時間など入る余地無し。
自転車を止めてすぐのころは、体力を持て余した中学生のようにワケもなく家の中をウロウロしたり、無駄に腕立て伏せしてみたりしたけど、人間慣れたら怖いもんでウンドーしない事がふつうになると

なにも思わなくなる。

けど、朝の通勤路でモクモク音をたてて膨らむモクレンの白い花を見る余裕あるし、川沿いの桜、つぼみはいつ破裂するんだろう?とか思う余裕あるから、大丈夫。

起こってない理不尽に怯えて心配すんのはやめよう。起きてから心配しても遅くない。それぐらいがちょうどいい。


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2019/03/11

とくしま

耳鼻科から戻って部屋でぼんやり。
あー、このままぼんやりしてたらぼんやりに加速がついてぼんやり昼飲みが始まるんやろなー、そんなんでええんかなー、どっか安くておもろいとこ無いかなーと冷やかし半分で宿泊検索サイトを眺める。

自分も小池さんも急な出張ばかりで、もうこのサイトが手放せない。最近のトピックとしては、毎週のように金沢に出張行ってる小池さんの話によると、チェックインするやいなや19:00までウェルカムドリンク「飲み放題」のビジホがあるってこと。しかも、つまみ持ち込み可。信じがたい話しだが、メガトン級のサービスであることは否めない。

そしてこの日は、徳島県の室戸岬寄りの場所に驚くべき宿を見つけたので、その検証をしに。
よくありがちな「検索サイト発行の割引クーポン(この時は半信半疑)」が使えるとかのボタンあったので、それを押して->税サ込み・大人一人一泊二食付5,100円。しかも天然温泉とか。
四畳半に布団ギチギチに敷いてあるとか(そんなホテルあった)、夕食がお握り二個だけとか(そんなホテルあった)、温泉が塩素臭でくらくらしたとか(そんなホテルもあった)、仏間だったり(これは正直まいった)、出る、、、とか(あったような、なかったような)、

いくつもの苦い経験が脳裏に浮かんでは消え(てんてんてん)。

結論として、「ぜんぶまともだった」。

ただし、生中が一杯700万円だったので手加減したけど。


印象に残ったのは宿の事だけじゃなくて、お遍路さんの姿。翌日曜日、雨なのにお遍路さん途切れない。
そして外人さん多い。
アメリカのスルーハイクみたいな感じで歩いてるんかな?自分も歩いてみたいが、単調な国道歩きはさぞつらかろう。

ここで弘法大師の本名について小池さんとひと悶着。
本名なんか無いといいはる小池さん、空海が本名だと思う自分。そんなおもろい苗字無いといいはる小池さん。

Tamanegi

最後に食った淡路島名物の玉ねぎのよさを押し殺した玉葱ラーメン。
豪快な塩分。

からだわるする。


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杉、多過ぎ

半月ほど前から鼻づまりと目の痒みに悩まされ始めたが、見て見ぬフリも限界に近づき、すがる思いで耳鼻科に行ってきた。すると、ただでさえ広くない待合室は自分と同じく、目を腫らして鼻をズビズバ詰まらせた人で溢れかえっていた。履物は玄関ドアの開閉を妨げ、表の道路まで溢れてたし。

今年は去年の飛散量・六倍だとか。

自転車で野山を駆け巡っていた頃は、そんなに症状酷くなくてむしろヒノキ花粉が辛かった筈なのに、とうとう流行に乗ってしまったのか、、、。こうなったらもう山行ったら死ぬ!近所の買い物も恐る恐る。

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