扉を開けるのはいつだって重たいモンだよ
週末に、上高地に行ってきた。
コロナ禍で人の往来が激減して、その代わり熊さんがゾロゾロ現れてしまって、小梨平キャンプ場もこの先どうなるのか心配だったが、徐々に以前の賑わいを取り戻しつつある、、、かな。
この先も登山を再開したいが、感染対策の流れはこの先も続くようで、「山小屋のWEB予約」や「テント場の予約」は継続するみたい。
もう自分が憧れていた自由な山旅はこの先当分戻ってこないんだと思うと、目の前の穂高を見て寂しくなってしまった。
テント貼る気力がなく、ロッジに泊まり、食堂で酒に甘んじる。
生まれ故郷の大阪市阿倍野区美章園をなんとなく尋ねてみた。このJR高架下の狭い住居に友達の家が沢山あった。
遊んでいるとJRが通るたびに、会話が途切れたり、TVの音がかき消されたりで、友達のおっちゃん(大阪では友達のお父さんのことを「XXくんとこのおっちゃんと呼称します」)が、特急電車通過するとき、酒こぼれんように手でトックリに蓋してたりしたもんやが。
ぶらぶら歩いてたら、スマホに電話がかかってきた。
6月末から秋口まで、甲府にある南アルプスの小屋、バイトすることになりました。
ひと月ほど前に履歴書送って、それが採用されたと。
クロカンスキーに続く次の、やりたいことタスクの一つ。このご時世、明日は来ないかもしれない、来週なんてないかもしれない、来月も、来年も、同じく。外国の暴君に自由を奪われる前にやりたいことやらねば死んでも死にきれん。
行け、なんとかなる、なんとかならんかもしれん、けど、行け、愚痴や不安をSNSに書いてる場合ちゃう、
ってことで。
続く
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